Beautiful Rune

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!21時スタート。1000円1ドリンク。DJ陣はid:maco13th, id:spo0n, chunk, mitchel, tdsgk

選曲はまだまだですが、楽しくやりませう。

さて、喫煙しているとモテないらしい、と新聞で読んだのだった。何でも女性に対して、男性の喫煙に関してアンケートを取ったら猛烈に否定的な意見のパーセンテージが多かったようである。

よよよ、と思ったのだが、私は何を今悲しんでいたのだろうか。モテないから?チャンスを失うから(何のや)?喫煙に対する風当たりの強さを感じて?それとも世の中の流れの冷徹さを?経済格差を?世界のどこかの国の戦争を?

いつの間にやら「モテ」でしか自分のことを捉えられなくなってしまいそうな自分を悲しんでいたのである。最早そういう「モテ」なぞ関係ない、と言い切られても仕方がない私であるというのに。

でも世の中見渡してみると、やはり「モテ」を軸として様々な評価がなされているようである。それに関して私は揶揄するつもりはないし、できない。でも、人間って、それだけ・・・?とか思いたくもなるのだ、なんて正論は聞き飽きてるし、吐きたくもないのだが、そう思ったりしたのだった。

でも、モテたいよね、という人間存在の矛盾を露呈したところでSome Girlsの「Heaven's Pregnant Teens」を聴く。The Locustとか、その他のメンバーによるハードコア(なんでしょうね)バンドである。これが久々にこういうの聴いたぜ、というドガガガガガな音楽で思いっきり興奮した。速い、短い、うるさい、という曲の連発で最後に速い、長い、うるさい、という9分強のナンバーが来るあたりにもガツンとやられる。変拍子だの何だの、1曲の中でもう違う曲になってんじゃないか、的なハチャメチャな展開ではあるものの、そこらへんが自由度の高さにつながっていて聴いていると清々しい気分になるのは何故だ。PILの「Religion II」のカヴァーも最初わからんかった、という勢いで人間こういうのが必要な時もあるのだ。このヴォーカルくらい叫びたい時もあるのだ。ということで狂ったようにここ最近聴いておりました。