You

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!詳細はまた後日。このイヴェントをやるために毎年生きてます。と言っても過言ですが、それくらいの意気込みで。

↑飲もう!

さて、日頃普通にできていることができなくなってしまうとそれはそれは辛いもので、そういう時に人間は初めて色々なものの有り難味を知るわけである。今、私は普通の状態の足の有り難味を痛感しているのであった。

実は1ヶ月くらい前に階段で転倒しそうになり、慌てて右足でバランスを保ち、公衆の面前で笑いものになるのは避けられたのだが、どうもその時のバランスの取り方が悪かったらしく、右の足首の具合がよろしくない。

ずっと歩き続けたり立ち続けたりしていると痛む。そしてそれはちょっと休むと治まるのだが、はてはて。思えば私の右足は小学校時代にスキー合宿で捻ったことに始まり、高校の時にはバスケでジャンプシュート→着地→グキッ、という経験もあり災難続きである。ここに来てまたこれだからちょいと可哀相な気がしてきたものである。

って言うか1ヶ月くらいだから、ちょっと驚異的な自然治癒力では如何ともしがたい事態になっているのだろうか、うわあ。

って誰もが今思ったであろうことは「病院行けよ」だろうが、そう、そうなんだよな。ただ、何かちょっと病院嫌い、というか(いまだに)怖いので避けてきたらば1ヵ月経っていた、と。嗚呼しかしそろそろ限界なのか。うう。

とまあ誰に向けたわけでもない話であったが。明日起きたら完全に復活、ということを願い続けて1ヵ月くらい来たのだが、今日も願いつつ木村カエラの「Circle」を聴く。セカンドアルバムである。ファーストはそれはそれは愛聴したものである。その後シングルのヒットやら何やら、人気・注目を集めてきた良いタイミングでこのアルバムである。これは傑作であろう。前作で密かにあったちょっとこれは・・・、となる瞬間は完璧に払拭され、捨て曲がない。これは良い。まず何よりバンドサウンドで聴かせる楽曲が圧倒的に多いのがやはり頼もしいし、楽しい。こうこなくっちゃ、と私なぞは思うのである。また詞の面でも格段に成長が見られ、うむうむ、と納得しながら聴いているのであった。ただ今作になってから打ち込みの楽曲が見られる。これはこれで良いのだが、この路線にあまり進んで欲しくないなあ、と個人的には思うのだった。まあ、くるりの方やらBloodthirsty Butchersのお二方、奥田民生、と豪華な作曲陣に豪華な演奏陣、とくれば悪いわけはないのだけれども。それにしてもカエラ嬢の凛としたヴォーカルがやはり完全に主役を張っていて、しかも全く力不足ではない、というのが一番の聴きどころかも知れない。