明日です!!よろしく!!選曲!!してない!!ひな祭りだから女の人の声大会!!ってしか決めてない!!Lydia Lunch!! Nico!! Diamanda Galas!!・・・いや、それは止めておこう。

3月3日(金)にカフェ・サニードロップスでひな祭りDJをします。ワークショップ後にDJやら何やらのイヴェントタイムになるようです。そのイヴェントタイムは20時からスタート、のようです。私は22時あたりからやるみたいです。ちなみに21時から詩人武田こうじ氏のリーディングもあるようです。全て「ようです」で終わっていて申し訳ないですが。DJ陣はキッシ, tdsgk,chocolat, hiroya(ヒー坊) chiyo,MARINという感じみたいです。 

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!詳細はまた後日。このイヴェントをやるために1年生きてきました。と言っても過言ですが、それくらいの意気込みで。

私はどうにも1つ気になることがあると、他のことはどうでも良い、とまでは言わないけれどもかなりおろそかになってしまうのである。多分脳内キャパシティが少ないのだと思われる。

今日も今日とて晩御飯にカレーのマッシュポテトを作ろう、ということになり、朝からずーっと、仕事しているときも車運転しているときもブックオフでCD棚見てるときも「じゃがいもはどんだけゆでれば・・・」とか「クミンシードでなくパウダーだけど上手くいくだろうか・・・」とか「果たしてどんだけの辛さに・・・」とか考えていたから、今日はマッシュポテト記念日、と言っても過言ではない1日であった。

ただでさえ容量の少ない頭に、色々未体験の事柄を入れていくと、そのことで容量は全部使い切ってしまうようである。思えば前も工夫した感じの塩焼きそばを作ろうとしていた日に美容院なぞに行ってしまい、美容師さんとずーっと、ほぼ一方的に焼きそばの話しかしていなかったように記憶している。これではその「初挑戦の料理を作る日」に私と出会った人は、私からその料理の話しかされない、という呪われた運命を辿ることになってしまうのか。それは気の毒だし申し訳ない、と思うのだが、私の頭の容量が少ない、という点から改善していかないといけないので非常に長い道のりと思われる。

しかしそういった心配をよそに、卒倒しそうなぐらい緊張しながら作ってみたが、意外に美味くできた。で、こうなってくると「次はここをこうして・・・」とかまた新たな考えが頭の中でぐるぐるしてきてしまい、また次回作ることになった日には、やっぱりそれの話ばっか、なんだろうなあ・・・。

その日は仕事とか休んだり、外に出ずに、1日家でその料理について考えを巡らせていた方が世のため人のためなのだろうか。まあ、それは怠惰の言い訳にすぎないのだが。yumboの「明滅と反響」を聴く。私に上記マッシュポテトのレシピを紹介してくださった方が率いるバンドである。私が関係した作品をここで取り上げるのも、ちょっとアレかとは思うのだが本当に昨日からずっとこのアルバムばかり聴いている。このセカンドアルバム(一応セカンド、としておいて方が良いかと)に収められている曲は全てライヴやらデモやらレコーディング時などに聴いていて、知っている曲である。歌詞もよく知っている曲ばかりである。しかしこうして全16曲を通して聴いてみると新しい感動と興奮が湧き上がってくるのである。ここにあるのはあくまで良いメロディとそれを紡いでいくヴォーカル、練られたアレンジ、素晴らしいアイディア・工夫である。何より全曲スケールが以前に比べてより大きくなり、どっしりとした佇まいの感じられる曲ばかりである。しかしそれでもどこか軽妙なのはヴァラエティ豊かな曲群ばかりであるからである。こういう音楽こそが、誤解されるのは嫌なのであるが、ニューウェーヴ、と言えるのであろう。表層的な、音の感触ということではなく、何と言うか、その音楽が鳴っている間地軸が若干ずれているような、それでいてその音楽が鳴っている間はそのずれた地軸が正しい地軸なのだ、と思わせられるような、そういう音楽である、って意味不明かも・・・。ただ、確実に言えるのは、70分を超える全16曲の大作なのに、次はどんな音楽だろ、さて次は、というワクワクドキドキが持続する故にあっという間に終わってしまうアルバムだ、ということである。そしてそのワクワクドキドキは決して裏切られることはないのであった。本当はもっともっと言いたいことはあるのだが、ちょっと上手くまとまらないので止めておこう。