Stolen Car

3月3日(金)にカフェ・サニードロップスでひな祭りDJをします。詳細はまた後日。

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!詳細はまた後日。

最近テレビをよく見ているせいか、色々ついついテレビに出てくる人間の物真似を知らず知らずのうちにしていることがある。

とはいえ、当然ながらレヴェルは低いし、且つ広範囲にウケルものでもない。したがって「今年の忘年会はコレ!」的なマスにアッピールするものでは決してなく、どちらかというとアンダーグラウンドにとどまり続けるような、そういう物真似を日々ぼんやりとしている。

お、大げさな・・・、と自分で書いていて思ったが、レパートリーは増え続ける一方である。日々更新されていると言っても良い。しかしこれは単に赤子が親の言っていることを真似ていって悦に入るような、その程度のものである、と換言しても良い。

赤子は通常に行けばその後成長して少なくとも「言葉」の面に関して言えば大成していくわけだが、私の物真似は果たして大成するのであろうか。

とりあえずレパートリーは
ヨン様2種
ピラティスだかなんだか、ヨガみてぇな奴のインストラクター外国人姉妹
エビちゃん
田中美保
Nitro Microphone Undergroundのメガネかけた奴

・・・。とりあえずこれは人様に披露するものではないな。

日々こうやってくだらなく時間をやり過ごしております。Beth Ortonの「Central Reservation」を聴く。新譜の前に、と思ったらもう新譜も届いてしまったが。99年発表のセカンド(実はサード?)である。前作「Trailer Park」がフォーク+エレクトロニクス、と形容できるものならば、こちらのこのアルバムはフォーク気味の方に大きく向かったアルバムである。まあ、フォークってのも殺人的に大雑把な話ではあるが。とにかく曲が1曲たりとて駄曲がなく、バンドサウンドのナンバーも、ごくごくシンプルなバッキングの曲も全て引き込まれずには入られない名曲そろいである。参加メンバーもとんでもなく豪華であるが、それだけを話題にすることは決してできないような、そんな強力なナンバー揃いのアルバム。Ben HarperもDavid RobackもTerry CallierもBen WattもDr. Robertも、みんなそれぞれ自分の仕事をきっちりとこなし、且つ彼女の音楽に、決して出しゃばらずに華を添える役割をしている。メンバーも曲も演奏も、そしてもちろん彼女の歌も、どこをとっても過不足なく融合した、ある種理想的なアルバムだと今でも思うのだった。