Personal Jesus

3月3日(金)にカフェ・サニードロップスでひな祭りDJをします。詳細はまた後日。

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!詳細はまた後日。

何と言うか、昨日はぐんにゃりとした1日だったので、これで終わってはいけないのではないか、と奮い立ち、喝を入れるべく夕食に豚肉のキムチ炒めを作ったのだった。

と、大袈裟に「作った」なぞと表現しているが、実のところこれは、もし台所に背が届くのであれば3歳児でも作れそうな激烈に簡単な献立である。何せ豚肉をごま油で炒めてキムチと椎茸を投入して醤油、ネギorニラを投入すれば完成、というスピード献立であるからして。

しかし美味いのである。上手い下手が全くもって出ないような料理であるからして寧ろ美味しくなかったら問題かとは思うのだが、ご飯にもビールにも合う。ということでサクッと昨日も作ったのだが。

思えば以前中国産キムチに寄生虫がどうこう、という非常に身の毛もよだつニュースがあったので警戒して、昨日は「○角のキムチ」という韓国製のものを投入してみた。中国産よりもちょっと値段が張るが、まあしょうがない。ところが、である。これが強烈に辛い。そしてしょっぱい。いつもと同じ要領でキムチ炒めを作成したところ、通常の2割増しの辛さになったのには度肝を抜かれた。ご飯も進むし、ビールも進むし、進みすぎてお茶も進んでしまい収拾がつかないほどであった。

しかし同僚に聞くところによると「牛○のキムチはさほど辛くない」という意見で、はて、どうしたものか。キムチが悪いのか、私の舌が辛さに対して軟弱になったのか、真相は闇の中である。

また作るか・・・。Johnny Cashの「American IV:The Man Comes Around」を聴く。遺作となった2002年の作品である。まあ、いつものごとく基本は彼のアクースティックギターと声、である。そこに鍵盤が入ったりデュエットヴォーカルが入ったり、程度の差しかなく、結局は彼の声、ということを最後の最後まで感じさせてくれるアルバムである。カヴァーもNine Inch NailsDepeche ModeにS&GにThe BeatlesにHank WilliamsにThe Eaglesに、とかなりバラけてはいるが、彼の声によって全てJohnny Cash節、になってしまうのであった。しかし遺作とは思えないほど彼の声は力強く、低く、太く、且つ伸びやかで最早超人のような状態になっているのには舌を巻く。デュエットで誰が、たとえFiona AppleであろうがNick Caveであろうが、最早やっぱり関係ないのであった。カントリーとかそういう問題ではなくJohnny Cash Musicがこの世には存在しているのだ、ということを今更ながら認識させられたのであった。映画は今週中に見ようと思っております。