Flowery Noontide

私から食事の楽しみを奪う人間、モノ。つまり、私が通常の食事の時間に食事することを妨げる人間、モノ。

お前らみんなぶっ殺してやる、ぶっ壊してやる。

だから覚悟しておけ。

ということで私の食事の時間に土足で入ってくることだけは皆様お控えください。こちとらそれくらいしか楽しみないので、ええ。Espersのデビューアルバムを聴く。これは2003年の作品である。サイケ、という言葉で言い表されているが、・・・そう、なのか・・・?私は音楽のジャンルに関しては非常に疎いのでなんだかよく分からないが、ドラムレスでアクースティック楽器中心に紡がれる歌の世界は食事の時間を奪われた私の怒りと哀しみを鎮めてくれるのであった。女性ヴォーカルの声も透き通るように美しく、男性ヴォーカルの声も伸びやかで、どちらかというと本当に2000年代の音楽なのか、と疑わしくなるほどマドリガルな感じがビンビンに伝わってくる。というか逆に不気味なくらいの透明感、清涼感と清らかさである。Coco-Rosieとかはどっちかというとクセが強い感じであるけど、こちらはクセのなさが逆に異常に新鮮である。この作品の後のミニアルバムもカヴァー曲のセンスも含めて絶品であるし、これはちょっと気になるグループである。