Won't Give In

まあ書きゃあ良い、ってもんでもないのだが、1月は毎日Nag3を書いていた。書きゃあ良い、ってもんでもないのだが、やはり内容が下らなくても1ヵ月連続で書いたりすると何か変に清々しいのは何故だ。

基本的に「歩く三日坊主」であまり持続しない私ではあるが、2006年は結構ニュー俺、なんではないか、とか自画自賛でもして自分を高めて行かないとすぐにぼっこり穴を開けてしまいそうで怖いので、鼓舞していきたいところである。

しかし連続記録をここで途絶えさせてしまってはいけない、という変な使命感みたいなものが生まれてくるのが困る。これでは更新を休んだだけで、変に罪の意識とか生まれてしまいそうではないか。

もしかしてこういうの、病気、なのか、何らかの。

まあ、そんな気に病むほどの内容ではないので全くそうはならないだろうけれども。大体にして2月最初の今日もこんなぐだぐだなことで終わらせようとしているし。継続が力なり、という言葉を信じて、まあ内容はこんなんでも続けてみれば何か滋味があるものなのかもしれない。

と全てを良いように解釈(しようと)する傾向は相変わらず、The Finn Brothers「Everyone Is Here」を聴く。元Crowded Houseというか元Split Enzと言うか、そんな兄弟によるアルバムである。何気なくJon BrionやらMitchell Froomやらも絡んでいるのだが、これが大傑作なのである!ってブックオフで買ったりしているわけだからあまり大きな口叩けないのだけれども。思えばこの方々は良いメロ、良いハーモニー、というのが売りなわけである。ここでは思う存分にそのポイントが発揮されていて、本当に爽快で気持ちよい。The Beatles系の、と言うとどうやら一番通りが良いらしいが、そういう感じの破綻ないソングライティングは本当に安心して聴けるし、声質の似ているこの兄弟によるデュエットもツボを突きまくる感じで久々に素直に「良い曲だなー」と思わず口をついて出るような曲目白押しで、何か自然に笑みがこぼれてくるような、そんなアルバムである。Crowded Houseもまた聴こうかな。