( I Can't Get No ) Satisfaction

id:dragon113さんからこれまたバトンが回ってきたのであった。意外にバトンって根強いんだなあ。しかし同級生から回ってきたからには答えないと。

イントロバトンだそうな・・・。

Q1. アナタのおすすめのイントロの楽曲を3つ挙げてください。

こ、これは・・・。どらごんさんも「難しい」とおっしゃっていたが、私も同感である。さて・・・。

①Roadrunner / Johnathan Richman And The Modern LoversModern Lovers
イントロっつーか、カウントが。「1, 2」で済むはずなのに「1,2,3,4,5,6」とカウントしているところにロックンロール。

で、思ったのだけど、文字に起こしてイントロを再現した方が親切か、と。「1,2,3,4,5,6じゃーじゃージャンろーどらなろーどらなー」という感じなのだが、余計に分かりづらいか。まあ厳密に言うとイントロは「じゃーじゃージャン」のところだけなのだけれども。

②Kick Out The Jams / MC 5Kick Out the Jams
イントロっつーか、MCから雪崩れ込むところが。叫びがちょっとマイクから遠いところで入ってスネアの一撃、その後の煽りも執拗なまでにあおり続ける、その執念にロックンロール。

また再現しますか。「らいなうらいなう、いったいむとぅ、キッカウザジャェームズマザファカだんだだだだーんあー、あっあっあっあっあうぉな・・・」みたいな。余計に分かりづらいか。

③The Fallen / Franz FerdinandYou Could Have It So Much Better
何かメロを奏でるのだが、それがその後のワクワクを保証するような、そういう点では一番かと。アルバムの冒頭だし。ギターのメロの奏で方もドラムの入り方も期待を煽る、そんな魂をロックンロール。

さてここまで来たら執念で再現すべきだろう。「もー げぇーんがんがっがらげんげぐんげぐんげんげっだがだがっだっだどん(中略)ねんねねねねーんねんねねんねーんねねっねぇねーんねねっんじゃがじゃっじゃがじゃんネネんじゃがじゃっじゃがじゃんネネ」みたいな。いい加減再現してて頭おかしくなりそうになってきた。

これ・・・、回さなくても・・・、良いですか・・・。ちなみに他にも沢山ある。Stiff Little Fingersの「Alternative Ulster」とかU2なんか全曲名イントロだと思う。Televisionも名イントロの宝庫だし、The Pop Groupなどイントロからしてぶっ殺されそうなのばっかりだし。

ちなみに上の文章で「ロックンロール」を多用しているのと、その近辺で「てにをは」がどうもおかしいのは内田裕也兄さんへのオマージュを表現しているのですが別に気にしなくて良いです。

まあ、「上のイントロ、どんなだかさっぱわかんねーよ」という諸氏も多数いらっしゃると思いますが、機会があったら聴いていただけると、意外に私の再現は頑張っている、ということがご理解いただけるのではないかと。

というか今日のNag3は頑張った。癒されるべくCat Powerの「The Covers Record」を聴く。何せ強化月間なので。これはタイトル通りカヴァー曲中心のアルバムなのであるが、だがしかし。1曲目が始まった瞬間に戦慄が走る。こ、このアルバムはやばいんじゃないか、と。何せ曲も違えば詞も違う、何故これがストーンズのカヴァー、と言えるのだろうか、と・・・。その他にもCanned HeatやThe Velvet Undergroundの曲などが入っているのだが、一応カヴァーになっている曲ともうオリジナルだべこれ、というような感じの曲でどんどん進む恐怖のアルバムである。「Sea Of Love」が素直にカヴァーになっていてそこでホッとするのだが油断も隙もないのである、こんなにユルイアルバムなのに。しかし全然違う曲を演奏しておいて「カヴァー」っていうのは無駄に印税を払っているようなもんではないのかなあ、という疑念も頭をよぎるが、アクースティックギターとChaun嬢のヴォーカルで訥々と紡がれる世界には抗いようもなく、まカヴァーだろうと何だろうと関係ないか、という非常にアバウトな結論に達してしまうのであった。正真正銘のオリジナルも(ボートラ含め)2曲入っているが、どちらも名曲だからま、いっか、というこれまた(以下略)。