Nancy Boy

間髪入れずに今日2つ目。

最近発見した職場近くのラーメン屋さんで、今日は辛し味噌タンメンなるものを注文してみた。

このラーメン屋さんはとても美味しくヴォリュームもあるので昨年末あたりに知って以来何かと来ているのだが、保守的な私としてはいつも同じ味噌タンメンしか食べていなかったわけである。

これではいかんな、と別に思ったわけでもないのだけれども今日は初めて、新年最初、ということもあるので辛し味噌タンメンである。もともとここの味噌タンメンもかなり甘口になっているので、辛し味噌でもってちょうど良いかな、と思った次第である。

何か今日最初の客だったらしく、1人っきりの店内で待つと程なく運ばれてきたのは木製のレンゲ(という表現で良いのかどうかわからないが)に赤い辛し味噌の乗った辛し味噌タンメンであった。味はまさに「いつもの味噌タンメン+辛し味噌」ということで甘みも気にはならず(もともと気にはなっていなかったのだけれども)ピリリ、と辛味の効いた逸品であった。

と纏められれば良いのだけれども、もちろん大変美味しかった。当然完食である。しかし2口ぐらいでどっと汗が噴出してきたのには参った。額から汗がとめどなく流れ、ハンカチで拭き拭きラーメンを食べたのだった。

食べ終わってもまだ汗は止まらず、雪の舞う寒い外に出ても汗は引かず、食べてから1時間半以上経過した現在でもなんか頭の、毛根の辺りから汗が出ているような気がする。この寒空の下、何が悲しくてこんなに汗かいてなきゃいけないのだろうか。

別にそれが気にならないならオススメの1品である。若しくはこんなに汗ばんでいて嫌だなあ、とか思いながらもまた食べようとしている私のような阿呆にもやっぱりオススメの1品なのであった。

Placeboの「Once More With Feeling」というシングルコンピを聴く。大好きなのである、彼ら。ギター、ベース、ドラムス、という潔い編成の中でも色々過剰にならない程度の打ち込みやら何やら実験を繰り返し、でも基本としては翳りある(ありまくり)のメロディで曲を仕上げる、という姿勢も素晴らしいと思うし、Molko氏のクセのあるハイトーンヴォイスも好きである。何より、どんな曲でもエッジが効いているのがたまらない。デビュー盤とかThe Wedding Presentばりの高速カッティングナンバーもあったりして大層興奮したものである。こうしてシングルまとめて聴くと、マイナーコードの翳りある曲が多いにも関わらず、カラッとした後味なのがやはり印象的でついついリピートリピート、である。最近あまり話題を聞かないのだけれども今は何をしているのだろうか。シングルのみ収録のDavid Bowieとのデュエットとかフランス語ヴァージョンとかも収録したお得なコンピ盤である。