Harmony
今日2つ目。ところで余談ではあるが、mixi日記のみならず、こちらもコメント大歓迎ですので、って別に強要しているわけではありませんが。
2005年12月16日（金）
於・青年文化センター練習室１（地下鉄旭ヶ丘徒歩１分）
18:00開場／18:30開演
観覧希望者の方の参加費 \1000
出演：
菊（猿木土真通／ちだ原人／ガンベによるパンク・バンド）
recol（神田雄飛／井上英司／大月俊二によるnewバンド）
ホモーン（庄司真吾／佐藤良介による無気味なユニット）
ゆきんこ（澁谷浩次／濱田多聞／山路智恵子による感傷的な演奏）
yumbo（朝倉美幸／大野綾子／工藤夏海／澁谷浩次／山路智恵子／渡邊哲雄による今年の締めくくり的演奏）
できないことはなんてかっこわるいんだろう（高橋誠／tdsgkによる模範演技）
トロッコズ（濱田多聞／渡邊哲雄／朝倉美幸による孤高の世界）
角五郎即興研究会（澁谷浩次ほか全出演者による作曲界と即興界の戦いとその止揚）
今日は夜、車に乗る機会があり、しかもちょっと急がねばならなかったので結構飛ばしていたのだが、見る見るうちに雪がガンガンガン強く降ってきて、かなり緊張したのであった。
用事が済んで車に乗るときもガンガンガン雪が強く降っていて、これはどうしたものか、と思いながら帰宅した。
帰宅したその直後に雪は止んだ。
人生というのは意外にこういうものなのかも知れないなあ、とつくづく思わされた夜の出来事であった。
Le Volume Courbeの「I Killed My Best Friend」を聴く。とんでもねえタイトルだが、思えば実は私は4年くらい前にPoptonesから出た7インチも持っている。その後音沙汰なかったが突然アルバムがHonest Jonsからリリースされたので腰が抜けた。余談だが今日は腰が痛くて往生したりもしている。鼻も相変わらず出るし、腰は痛いしで人生はなかなかに辛い。さて、7インチ当時の情報だと「実はHope SandovalとColm O'Ciosoigの変名ユニット」という話だったのだが実はそうではなかったことがこのアルバムで明らかになったのである。Charlotte Marionneauというフランス人女性のユニットであったのだ。まあ、お二方とも参加しているのだが。その上記お二方以外にもゲストは多数おられ、Martin DuffyとDavid RobackとKevin Shieldsがその中でも目立つ方々か。ということはつまり、My Bloody Valentineの2分の1とMazzy StarとFelt〜Primal Scream、というとんでもない邂逅がこのアルバムでは起きているのである！というように盛り上がってしまうとここに収められた音は拍子抜けするほど意外な感じかも知れないのでご注意を。えらく掴み所のない音楽である。Charlotte嬢のヴォーカルは良い意味で気だるく、且つキュートな声でそれはそれは魅力的であるが、音的には、アシッドフォーク、とでも形容すると意外に楽な感じ、といった音でなんだなんだ？と思っているうちにアルバムがストンと終わってしまうのである。思い出したのはAnita LaneとかNina Nastaciaとかだが伝わりにくい例えで申し訳ない。しかしこの素で何かずれている感じ、しかもそれを素朴にやってしまうところなど、大物ゲストを従えながらもなかなかに頼もしい、隠れた逸材の誕生であるのは間違いない、って言うかすんごく愛聴中。
