Don't Cry No Tears
2005年12月16日（金）
於・青年文化センター練習室１（地下鉄旭ヶ丘徒歩１分）
18:00開場／18:30開演
観覧希望者の方の参加費 \1000
出演：
菊（猿木土真通／ちだ原人／ガンベによるパンク・バンド）
recol（神田雄飛／井上英司／大月俊二によるnewバンド）
ホモーン（庄司真吾／佐藤良介による無気味なユニット）
ゆきんこ（澁谷浩次／濱田多聞／山路智恵子による感傷的な演奏）
yumbo（朝倉美幸／大野綾子／工藤夏海／澁谷浩次／山路智恵子／渡邊哲雄による今年の締めくくり的演奏）
できないことはなんてかっこわるいんだろう（高橋誠／tdsgkによる模範演技）
トロッコズ（濱田多聞／渡邊哲雄／朝倉美幸による孤高の世界）
角五郎即興研究会（澁谷浩次ほか全出演者による作曲界と即興界の戦いとその止揚）
今私は口を開けてこれを書いているのである。
何故かといえば鼻がもう詰まりまくりの出まくりなのである。人はこの状態を風邪、と呼ぶのであろうが、私は認めない、否、認めたくない。
ここ最近気温がかなり低い日々が続いているが、私の場合朝寒いと、そのまま鼻関係に異常をきたしたまま1日を過ごすことになるようで、今日なぞまさにその典型例である。
ということで鼻呼吸が不可能なので、口呼吸に切り替えているのだが、まず口の中が渇きやすい。この乾燥しきっている季節に＋αで乾燥が口を襲うので、これはもう大変である。
そしてなるべく控えめに口を開けているのだが、どうしても阿呆に見える。というか、どちらかと言うとそのまんまだから良いのではないか、という気もしないでもないが、ちょっとまだまだ鼻も恥らう年頃なわけであるから、何とかしたい。
と書いているうちにも2回鼻をかんだりしているわけである。このまま鼻をかみ続けていくとそのまま脳味噌が鼻から出て行って本当に阿呆になってしまうのではないか、しかも気づかぬうちに、という不安が私を襲ったりもするので、これはもう既に阿呆ということか。
阿呆であってもThe Wedding Presentの「The Hit Parade 1」を聴く。ここ最近The Wedding Presentブームが世の中凄いみたいであるが（注：私の中だけであるのは賢明な読者諸氏はお気づきかと思う）、この連続シングルリリース前半戦をまとめたコンピを聴くのであった。これはA面オリジナル、B面カヴァー、という7インチを92年に毎月1枚ずつ12枚リリースした彼らが7月にリリースしたコンピである。毎月買っていた私としてはかなりショックを受けた記憶があるが、まとめて聴けるから、と購入した記憶もあるので今と変わっていないと言えば変わっていない。2ヶ月毎に異なるプロデューサーと組んでやっているので音的にもヴァラエティに富んでいるし、曲もシングル、ということでかなりポップなナンバーが並び、大満足のコンピである。ちなみに当然ながら後半戦「The Hit Parade 2」もある。まあ毎月楽しみにしていたのはA面の粒揃いの楽曲だけでなく、B面のカヴァーであり、ここに収録されているだけでもThe Go Betweens〜Neil Young〜Altered Images〜Julee Cruise〜The Monkees〜The Close Lobsters（！）という素晴らしくセンスの良いカヴァー群で高校生の私は燃えたのだった。今でも燃えるのだった。人間、なかなか成長できないものである。ま、ギターバンドでは、彼らが確実に世界最高のバンドだった瞬間があり、そのドキュメントとも言えなくない12曲である。
