Town Called Malice

12月4日(日)16時からのイヴェント@Cafe SunnydropsでDJをさせていただきます。私は大体17時過ぎからみたいです。

↑明日です。もしよろしかったら。クリスマスな格好をしてくると良いことがあるそうです。

さて、色々な人の日記を読んでいたら雪のことが書いてあった。そう、今日は何か日中に雪みたいなものがちらついていたりした。初雪は実はもっと前らしいのだが、こうやって雪だのう、と感じるのは今回の冬では初めてのことかも知れない。

思えば昨年の年末とか、どがどが大雪が降ったりしていて結構降雪量の多い冬だったように思う、前回の冬は。今年は秋が長かったのか、やっと冬なのだなあ、と感じられる次第である、少なくとも私の住んでいるような平地に於いては。

昔、小学生とか中学生の頃は何故かこの季節になると変にわくわくしたものである。それは多分クリスマスだの年末年始だので何か浮かれた気分が蔓延していたからなのかもしれないけれども、それは雪とかが降ると、何か別世界が眼前に現れたような気がしてわくわくしたのかもしれない。

そんな風に可愛らしい少年だった私も今では年を取ってしまって、嗚呼冬か、寒いな、道が凍るのやだな、仕事場寒かったりすると億劫だな、などとしかこの時期に考えられなくなってしまっているのは間違いなく寂しいことだと思う。昔はどんなに寒くても自転車に乗って、雪がちらつく中レコード買いに行ったりしていたというのに。

結局そういう話か、という良い感じのオチがついたところでThe Jamの「Snap!」を聴く。ベスト盤である。私はリアルタイムで聴き始めたのがThe Style Councilの「Our Favorite Shop」だったので思いっきりThe Jamは後追いであり、結構適当につまみ食いつまみ食いで聴いていたのであったが、いやーこうしてまとめてどばーと代表曲をアナログ2枚に渡って聴くと異常に興奮する。初期の思いっきりとがったビートパンク然とした佇まいのナンバーから、色々柔軟な姿勢が見て取れる中期、そして最終的にはソウルフルになっていく流れも一聴瞭然で嬉しい。スタカン世代としてはどうしても後期が好きなのであるが、久々に初期ナンバーも聴いたら異常に瑞々しく感じられて驚き、且つ興奮したのであった。Paul Wellerって若い頃から声だけは老けていたなあ、と。それがいまだに彼の音楽を聴いても、老けたのう、という感想を持つことができない理由の1つであろう。いつまでも若い、ということもまあ、考えられるが元々老成していたのかも知れない。ちなみにおまけの7インチにはあっついライヴが入っていてこれまた興奮。「Move On Up」に「Get Yourself Together」というカヴァー2連発は反則すぎる。