Light The Sky

12月4日(日)16時からのイヴェント@Cafe SunnydropsでDJをさせていただきます。私は大体17時過ぎからみたいです。

昨日は「泣き癒し」に関してああだこうだ言っていたわけであるが、私とて癒しを求めないわけではないのであるので、そこは勘違いしていただきたくない。

まあ、日頃はさして楽しい面白いこともなく、働けど働けど我が暮らし、な日々でじっと手を見たりしているのだが、家→職場→家、ではちょっと荒んだりもするのである。あくまで私の場合、である。

ということでたまに帰り道にちょっとブックなんとか、に寄ってハンターになってみたりするわけである。昨日も荒んではいけない、と思いちょっと足を伸ばして万○書店、なる店に寄ってみたのであった。

この○代書店というのはゲームやら漫画やら古着やらレコードやらCDやらもうなんか小汚いがだだっ広い空間でどばーと売っている24時間営業のバビロンのようなところである。我が街には2つあるが、両方ともかなりのバビロンっぷりで客層が非常に味わい深いところが私は何とも言えず、好き、というかウォッチングには最適、というか。

しかし昨日は久々に足を運んだが、馬鹿みたいにCDが増えていて、かなり気合入れて見ていたら疲弊した。癒しを求めに行ったはずなのに、労働後にこれまた重労働、といったような状態で疲弊してしまった。

果たして何をもって「癒し」とするかは個人差が大きいのは百も承知であるが、私の場合は癒しというか、逆に自分を虐めているような感じも一方ではする。それでも何か気分転換にはなるのであった。

と書いているが、私のことをよく知る方々ならば、「気分転換どこらじゃねーだろお前の場合」と突っ込みを入れてくださっているに違いない。寧ろそういう突っ込みは大歓迎である。

病気、なのか。まあ、それでもこんなCDが転がっているからやめられないのである。Adrian Borland And The Citizensの「Alexandria」を聴く。元The Soundというネオサイケバンドの彼の1989年のアルバムである。ところで「ネオサイケ」とは書いてみたものの、あまり私は音楽のジャンルには明るくない、ましてや「ネオサイケ」ってどんなジャンルなんですか・・・。一般的にEssenceとかEcho And The BunnymenとかAnd Also The TreesとかThe Chameleonsとかがこう呼ばれているが、果たして共通点はどこに・・・。私にしてみれば今は亡き某レコ屋の「ねねねネオサイケ」という区切り板が思い出深い程度でいまいち分からないのである。それはさておき。このAdrian氏は99年に自殺してしまったそうで、それは悲しいのであるが、このアルバムは快活な魅力に溢れたすごく良いアルバムで、何で今まで聴いてなかったのか、とこれまた悔しく思ったりした次第である。フォークロック的な演奏で、何か似てるなー、と私の頭をよぎった名前はSteve WynnとかRobyn Hitchcockなどであった。ちょっと元気の良いEpic Soundtracksのソロ、という感じがしないでもない。ストリングスやホーンなども良い感じでアクセントになっているし、何よりも曲が本当にどれも良い。嗚呼もう少し早く出会っていれば・・・。ちなみに彼の名前自体はFeltの「Me And A Monkey On The Moon」のプロデューサーとして認識はしていたのだが。これも89年ですな。