Metal Postcard ( Mittageisen )

しかし、あれだ。昨夜は久々にライヴに行ったのであった。Joy、最高に楽しかったのであった。

しかし、あれだ。5バンドも出る長丁場のライヴにはそろそろ身体がついてこれないのかもしれない。椅子がないスタンディングで立ち通しで腰が大変に辛く、そしてライヴ終わったのが12時近くでそこからラーメン食べて車で帰宅したら、何か謎の動悸がしたりしてマジで焦ってしまった。

しかし、あれだ。久々に昨日はダイヴやらモッシュやらを見て、そういえば久々の光景だなあ、と懐かしくなった。そう、この「懐かしい」という感情がまたちょっと問題だと思うのであるがどうだろうか。

しかし、あれだ。そんな風な状況ではあるが来年のDinosaur Jr.オリジナルメンバー来日は、遠路はるばる行くべきかどうか悩んでいるのだから、なかなか私という人間は懲りないのであった。

しかし、あれだ。Sioxsie And The Bansheesの「The Scream」は格好良いなあ、って何百回聴いたことやら。ところがデラックスエディションなので、ええ、もう迷わずゲッツ、なわけであるが、そろそろデラックスもの、辛いなあ、高いしなあ。The Cureなんか出すぎで大変なんですけど。まあ、これは1978年のデビュー盤で、プロデュースはSteve Lillywhiteである。しかし所謂Lillywhite印の音はまだ確立されておらず、ただ非常に生々しくとんがった音をしていて、そこが私は大好きである。まだSiouxsie様の声も若々しく、且つ演奏も下手ながらガッツある感じで、「パンクで音楽始めました」系のバンドらしいのだが、そういう印象が持てないのは、やはりダークな雰囲気が全てを覆っているからか。でもこのダークな感じ、を決してトレードマークにすることはなくどんどん冒険をしていった彼女達は本当に素晴らしいバンドだったんだなあ、と今更思ったり。まあ、どのアルバムを聴いても必ずダークな空気は漂ってはいたわけであるが。Peel SessionsやデモやシングルA面2曲を集めたディスク2を聴くと、やはりパンクの洗礼から生まれたバンド、という感じがスタジオ盤よりもして、新しい表情が垣間見えて嬉しい。