A Fire In The Forest

ところで、このはてなダイアリー、とかいう奴はなかなか色々なところとつながるようにできていて、たぶん昔の私だったら「ちょっと嫌だなあ」とか言っていたに違いないのだけれども、私も幾分大人になってマナーも(ネット上で日記みたいな駄文を書き散らすことから生まれる様々なあれやこれや、と言い換えても良い)身に着けてきたので逆に面白いなあ、とか思うのである。

ネット上でこういうことを書いても「制限つき公開」にしたり、というのははてどういうことなのかな、とか思ったりもするようになった。人間丸くなったと言うか何と言うか。しかし、よっぽど凄い過激なことを書いているのだろうか、それともよっぽどエロティークなことを書いているのだろうかうおおおお見たいじゃないか!(←今日もお疲れなのかも知れない)

まあ、落ち着こう。それでキーワードでここを検索して辿り着いた方々もいらっしゃるようで、さてどんな検索ワードで、と思ったら何とSwansのアルバムタイトルで、という方がいらっしゃって心底驚いたと同時に、嗚呼このNag3を3年くらいやってて良かったなあ、と心の底から感動したのである。

そう、もう3年終わって4年目に突入なのである、このNag3は(blog.livedoor.jp/tdsgk参照)。ダラダラと飽きるまでは続けてみようかな、とネタもさほどないままにこんなにやってしまって、なんか良いのかなあ、とか思ったりもすることがある。でも、あ、これは書きたいな、とかいうネタが何か飽きもせずに落っこちていたりするからもうちょいやろうと思っております。

そういや英語で更新、なんていう馬鹿みたいなこともしたが、私のどこにそんなやる気が眠っているのか、それは永遠の謎である。もっとこのやる気を分散させたら良いのに・・・、と思うこともあるが人間はアンバランスな生き物だから仕方がない、と諦めが早いのも私という人間の特徴なのであった。

Readymade FCの「Babilonia」を聴く。Peacefrogからのセカンドである。なぜかファーストは未聴であるが、このセカンドにはガツンとノックアウト、なのであった。一体なんだ「フォークトロニカ」って言葉は、わけわからん、とか思いながら聴いたが、オルゴールの音でできているような曲も含め、全編これでもかこれでもか、と過剰なまでにメランコリックな音と声とメロディで、こんな季節にやめてくれよ・・・、となってしまうくらい胸を締め付けるのであった。ヴォーカリストも本人を含めて4人おり、まあFeistDavid Sylvian目当てでこれ聴いてんだな、ってことが私をよく知る人間にはバレバレかと思われるが、みんな良い声なのだ、これが。こういうアルバムが変な流行とかに乗っけられずにひっそりとでも良いから着実にポジションを見出していくような、そういう世界はとても健全だとは思うのだがどうだろうか。