Absolutely Cuckoo

さて何故昨日このNag3がお休みしてしまったかと言えばボジョレー・ヌーボーとやらを飲んで、寝てしまったからなのであった。

しかしワインのフランス国内での需要が減っているらしい。何でも「健康志向」とやらがフランス国内ではどっかん行ってるらしく、結構深刻な状態らしい。そこで逆にアジア各国でのワイン需要の高まりに期待が、ということらしい。

以上は全て新聞記事の受け売りなので非常に心許ない表現ばかりで自分でも歯がゆいのであるが、そうか、アジアがターゲットか。そうか、日本にも川島なお美さんやら江川卓さんやらのワインに一家言ある方々がいらっしゃるわけであるし!

まあ、朝にワイン、昼にワイン、そして夜にワイン、というようなこともごく普通なものとしてある(行ったことないのでちょっとアレだが)フランスなわけであるから、そこまでの需要が果たしてここアジアであるのか、と思うと甚だ疑問ではあるのだが、ブドウ農家のためにも地道に頑張るしかないのであろう、と酒なら(甘い酒以外は)何でも好き、な私は思ったりする。

ただ1つ気になるのは「健康志向」がフランスで盛り上がってるから需要が減っているわけで、アジア、健康面ではどうなんだ・・・、ということである。ま、それこそ朝から飲むわけではないから良いのだろうか。

酒は好きだが朝から飲むのはちょっと、というヘタレ酒好きの私はThe Magnetic Fieldsの「69 Love Songs」を聴く。実はこの作品はVol.1から3まである。USではばら売り、もしくはボックス、と言う感じになっているようであるが。UKでは3枚組みたいな感じでなかなかお安いのでAmazon様に頼んでいたのだ。まあ安いのは良いのだが、3ヶ月くらいかかったのであった・・・。すっかりオーダーしたのを忘れていた。内容はタイトル通り69曲のラヴソングが収められたアルバムである。つまりディスク1枚23曲、というお腹一杯の作品である。歌詞もついているので読んでみれば、やるせないひねくれたラヴソングばかりで、一貫してますなあ、と感動。しかしどんなにヒネクレであろうが何であろうがこのメロディにはどうしても抗えないのである。そしてStephen氏のこの低い声で訥々と歌われるヴォーカルがまたたまらん。結構短めの曲がパタパタ出てくるので展開もスムーズ。Nonsuchに移籍してからのアルバムも凄く良かったが、次はどんな作品が、とまああまり大きな変化はないであろうが、楽しみなのである。