Ladies

今日2つ目。

そういえば迷惑メールは相変わらず来る。怒涛の如く来る。まあ、それはそれは閉口ものなのであるが、一番つまらないのは、以前来ていたストーリーもの、のような連続もの、がないことか。

新しいPCにしてから、メールをある程度振り分けてくれるようになったので見ないこともあるのだが、たまにひょんなことから開いてしまうこともある。

この間は、何か切々と如何に性交したいのか、ということを泣けるような文体で書いてきて、「本気なんで、アナタにしかメールしてないんです。信じてください。本気なんで掲示板に裸の写真云々」というメールが来ていた。あいやー、とか思ったが同じ日に違う4つのメールアドレスで同じ内容のメールが4通来ていた。もう誰も信じない、と思った日だった。

人はこうやって大人になっていくのかなあ、良くも悪くも。と何かエロ勧誘メールで勉強させられたのであった。

Steve Lacy Sextetの「Scraps」を聴く。Saravahからのアルバムである。そう、6人編成でチェロを弾けるプレイヤーが2人いたり、声が入っていたり、とちょっと異色のアルバムであるが、内容はかなりアグレッシヴなフリー具合でドタンバタンガシャンプイプイプイプイピーピーピージャンジャンジャンゴコゴコゴコゴコ、という感じの音楽である。私は彼の作品を何枚か聴いているが、これは他のプレイヤーとLacyが対等にある、という意味では一番ではないだろうか。ピアノメインの曲もあるし。しかし彼のソプラノサックスは重い。と言うか何故か深い。音は高いが深い。ソロアルバムが私の好みではあるのだけれども、このアルバムの、テンションは一定だけれどもヴァラエティが豊かで良い意味でとっ散らかっている魅力には抗えないのである。