Cadenza

☆10/29(sat)@Cafe Sunnydrops
仙台初?カフェと音楽と洋服のコラボレーションイベント『S!esta

cafe time 14:00 START \500(drink 別)

Night time 19:00 start \1,000(drink 別)

通し券は \1,500(1drinkつき)

Live : PRIVATE KITCHEN
DJ : SUNNY & THE FAMILY STONE
chiyo,tamayama,kunio,tdsgk,mitzumi,BOSSA★DA

私は↑で16時からやらさせていただきます。さて、これまた何をかけるべきか。

私の一週間の唯一の楽しみであった「80年代洋楽ビデオ」というスカパーの番組があったが、10月からはなくなってしまい、もう一週間の唯一の楽しみも失い、生きていく意味なぞない、と世を儚んでいたわけである、私は。別に倒置を用いなくても良いのであるが。

しかし、同チャンネルで同じ月曜日の夜10時から「Vintage International」という一時間番組が始まっていたのであった。当初は、「俺は80年代だけで良いのだよ、他の年代の懐かしさなんてわかんねーよ」とかと若気の至りでいきがっていたのであった。

しかし今日何気なくみたらNeil Youngの「Like A Hurricane」のライヴヴァージョンに始まり、Leonard Cohenの「哀しみのダンス」だのThe Velvet Undergroundの「Sweet Jane」再結成ライヴヴァージョンだのThe Doorsだの、Bruce Springsteenだのですっかり熱狂してしまった。

これで一週間の楽しみがまた、と生き甲斐を見出した31歳男子。こうやって日々小さな喜び楽しみを見出して、積み重ねて、小さく幸せに暮らすことが夢です、と書くとあまりにもアレなので一山あててドンペリ漬けの日々を送るのが夢です、と心の手帳の中身を書き換えておこう。

小さい・・・。The Lost Jockeyのアルバムを聴く。Crepsculeからのアルバムである、ってアルバムは1枚だけだよな。って言うかこれとあと10インチだけなのかな、The Lost Jockey名義では?内容は、同レーベルのWim MertensのSoft Verdictにも通じる、ミニマルな展開での作品集である。Soft Verdictの方がヴァラエティに富んでいるなあ、と感じるくらいストイックなミニマル加減で、たとえ途中で針が滑っても気づかないのではないか、と思うくらいの展開である。ただ、電子楽器を効果的に使っていて、基本的には優しい音色の曲なのだが、ところどころギラリとした音がアクセント的に入ってくるので大層面白い。室内楽的な感じなのに、Steve Reichの「Four Organs」のようなぎらぎら感が感じられてついつい面白がって聴きこんでしまう。メンバーはAndrew Poppyくらいしか名前知らないけれども、ある意味ハードコアな音楽であるが故に、実はメンバーはとんでもないつわもの揃いなのではないか、と浅識ながら思うのであった。