Nothing Compares 2 U

まあ、小泉国王が靖国参拝なさったそうで。

しかし国王率いる自民党(略称:ナチ)、という巨大勢力が大政翼賛会を作る今国会では、どんな悪法でも自民党(略称:ナチ)の利益になるものならば全て通るので、非常にスピーディなようである。

郵政民営化法案がさっくり可決されたがこの調子で憲法も変わり、介護法も変わり、年金はもらえなくなり、税金は上がり、という風になっていって、多分戦争とか起こしそうで、気持ちが悪い、優れない。でも、それは国民が自民党(略称:ナチ)を選挙で選んだからであって、たとえ私がやだなー自民党、やだなーナチ、やだなー戦争、とか言っても「日本国民」という大きなジャンルで一括りにされるわけで、いかんともし難いのである。皆さん随分と国王やら自民党(略称:ナチ)が大好きなようで、大馬鹿な若造までも国会に送りこんでしまうご時勢なわけであるから、多分街中歩けば党員ばっかりなのだろう。悪口言っているとガス室とかに送られたり、クリスタル・ナハト2005になってしまうから気をつけよう。

まあ、ドイツという国でも第二次世界大戦以前にはナチス党(略称:自民党)が国民の絶大な支持を得ていたわけで、そうなるとこの日本もまた何か強烈に手痛い打撃を受けないと駄目なのだろうか。

何か違う国に住みたいな、とか思い始めてきても無理もないであろう。とは言え、別にどこに住みたい、というのがあるわけでもない。しょうがなくこの日本に住んでいるのであった。そして多分これからも。

Sinead O'Conorの「So Far...」を聴く。ブックオフで250円だったら、まあ、聴きたいですよね。セカンドは聴いたのだが、こうして一挙にまとめて聴くのは新鮮で、意外にすんなりと入り込めるのであった。ファーストの頃は「エキセントリックなヴォーカルが」だの何だの言われていたので当時まだウブだった私は怖くて聴けなかったのであった。しかし今ファーストからの曲群を聴けば全く普通なポピュラーソングなわけであるから、いかに時代が変わったのか、私の耳が犯されたのか。シングル中心に編まれたこの編集盤は良い具合に彼女の魅力が味わえる好盤である。「Universal Mother」なんてアルバム聴く気もしなかったがこうして聴いてみると、Bomb The BassのTim Simenonのプロダクションによるぶっといドラム+ベースでかなり格好良いのであった。しかし、彼女も音楽だけを取り上げれば凄くストイックな、才能溢れる方なのに、ちょっとそれを大きく上回る形でトラブルメイカーになってしまったのは、凄く勿体ないし、ちょっと悲しい話である。