A Good Heart

昨夜のMellow Beats+Free Soulにお越しの皆様、どうもありがとうございました。慣れない曲調のDJで大層疲労、アンド次の日(つまり今日)も朝から仕事だったので早々と退散してしまいましたが、その後も盛り上がったことと思います。

さて、ぼんやりしてたら来週だった・・・。

2008/03/22(thursday) @ CLUB ADD AOBA NU NOISE×EXTRA "DMONSTRATIONS JAPAN TOUR 2008"

SPECIAL GUEST: DMONSTRATIONS(from LOS ANGELS,SANDIEGO), DOUGLAS LEE(from CHINA)

BAND Act: -W-(Waikiki Champions) , runny stools
DJ's: EVOL (LoveRecords), drop (Leaf & Villain),RANBO 

OPEN 19:00~ ADV:2000yen(2Drink) / DOOR:2500yen(2Drink)

サンディエゴからDmonstrationsがやってきます。というか、名前だけは知っていたけれども、GSLからリリースもしていたのか・・・。これは面白そう。Douglasさんも何だか琴弾いてヴォイスパフォーマンス、とかやっちゃうらしく、凄そうだなあ。ただ、注意点が。
?場所はClub SHAFTではなく、Club ADDです。
?日時は日曜日でも火曜日でもなく、木曜日です。

私も思いっきり仕事やって次の日も仕事ですが、がんばりたいです。皆さんもがんばっていらしてください。そして25日の日曜日にもSHAFTでなんかある、という恐ろしい計画が蠢いています。俺、大丈夫なんだろうか。そろそろ若くもないのに。

ということで何やらかにやらで2日間更新できませんでした。「何やら」の方はまあ、昨日のイヴェントなのであるが、「かにやら」の方はCDプレイヤー絡みの話なのである。

CDプレイヤーが壊れて、とてもストレスフルな日々を過ごしていたことはもうウザイくらいにここに記したわけであるが、一昨日、昼間に「我が家で聴きたいCDを聴きたい環境で聴けないストレス」というものが突然降りてきて、もう何も手につかず、仕事が終わったその足で夜10時までやってるヨドバシカメラに赴き、色々物色していたら店員である友人に会ってしまい、その場でアンプ+CDプレイヤー一体型の奴の購入を決断、挙句の果てには友人特価で10%引き、というまるでジェットコースターに乗っているかのように事態が進展してしまったのであった。最早自分でも自分についていけない1日であった。

ということで夜帰宅して、涙ぐみながら(マジで涙が溢れた)今までのコンポの配線を抜き、掃除をし、新たに導入されたCDプレイヤー+アンプと既存のスピーカー、ターンテーブルをセッティングする作業に取り掛かったのであった。20年間使ったコンポには本当に、本当にお疲れ様でしたと言いたい。並みのハードさではなかったであろう私の20年間の使用頻度に耐えてよくここまでがんばってくれた、とまた書いていたら泣きそうになってきたのでやめる。しかし、このコンポがなかったら多分私は世に溢れるマザファカな諸々の事柄に対処してくることはできなかったであろう、ということはここで声を大にして言っておきたいところである。

さて、アンプ+CDプレイヤーのサイズがコンパクトになった分ターンテーブルとの兼ね合いが大変なことになってしまったが、なんとか置き場所を考えてセッティングして、ラジオ局のチューニングをして、更には音が出せるようになって一安心、というのが夜の12時の話であった。しかしそれ以降、説明書と格闘しながらイコライザーのセッティングやら何やらで四苦八苦、ああでもないこうでもない、とやっていたらあっという間に時間が経ってしまい、夜の2時半にボロ雑巾のようになって就寝、というなかなかにハードな、というか阿呆な1日を過ごしたりもしていたのであった。しかし、考えてみてほしい。私は多分生きていくうえで一番大事な事柄に関わる作業に携わっていたわけであり、優先順位を考えていけばこれくらいやったところで当然である、としか言いようがないのである。

しかし低音中音高音のセッティングは素人にはなかなかに難しい。更には加えて自分の好み、というか日頃聴くポジションで一番良い感じの音で聴くには、とかも加味されると、かなり大変な作業である。昔のイコライザーはかなりもっとざっくりとした感じでセッティングしていたように(それは私がざっくり気質だからなのか)記憶しているのだが、技術の進歩でこのように単純、且つ細かくセッティングできるのはありがたい。けれども、これはちょっとかなりの苦労であった。まあ、でも私は多分生きていくうえで一番大事な事柄に関わる作業に携わっていたわけであり、優先順位を考えていけばこれくらいやったところで当然である、としか言いようがないのである。

で何とかセッティングを終えて、低音はある程度出て、且つ高音はシャリッっという音に仕上がったわけであるが、この所謂「ドンシャリ」というのか、この音の好みって、やはり80年代に音楽をインプリンティングされてしまったものの宿命なのであろうか。色々な音楽を聴いてきたわけであるけれども、やはりこういうところで己のルーツというのが出てくるというか、お里が知れるというか、そういうことになるのだなあ、とボロ雑巾のようになって眠りに就く直前、薄れ行く意識の中で考えたりしたのであった。

でも、アンプを変えたらさすがに音が変わった。音に奥行きがある、というか広がりがある、というか。今まで前のコンポで聴き倒してきたCDをかけてみたのだが、音が変わったのが私の劣等な耳でもわかるくらいである。20年も経てば色々なものが変わる。そういうことを私が今まで使ってきたコンポと新しいアンプは教えてくれたのかも知れない。つまり私も変化しなければならない、ということである。チュチュチュチュチェインジズ、である。

とか、またしてもたかがアンプとか代えただけなのに大きな話に持って行こうとしている自分がいるのだが、まあそれくらい大きな変化が起きた、ということである。ということでMaria McKeeの「Live At The BBC」を聴く。・・・変わっていない自分。これは91年のライヴと93年のライヴをカップリングした1枚もののCDである。ここ最近の彼女の作品は(以下小声で)聴いても気に入らないか聴いていないか、なのだが(小声ここで終わり)このライヴはファーストソロとセカンドソロの時期の楽曲ばかりで、つまりは私が大好きだった時期のライヴなのである。スタジオ盤では結構端正にまとまっている印象があったこの時期(比較的セカンドはざっくりとしているが)、ライヴとなるとかなりラフである。ラフと言ってもガサツなのではなく、かっちりとまとまった音ではない、ということである。ちょっと途中、あれ、ズレてないか、とか思わせられる瞬間があったりもするのだけれども、この2種類のライヴ音源、どちらもライヴならではの勢いに溢れているので気にするほうが阿呆、というものである(と暴言を吐いてみる)。選曲もLone Justice時代の楽曲やらFeargal Sharkeyへの提供曲(激名曲)なども含めて結構アルバムのみに止まらない幅広い選曲で楽しいし、ライヴならではのアレンジが施されたアルバムの曲もイキイキとした魅力に溢れていて実に素晴らしい。何かこう、スカッとするのである。個人的にはVan Morrisonのカヴァー「The Way Young Lovers Do」とかセカンドアルバムのタイトル曲のライヴアレンジが、「カントリー色濃厚になったThe Waterboys」のような感じで大層気に入ったのでああった。目下愛聴中、ってよくもまあ昨日Mellow Beatsとかいう看板のイヴェントでDJをしたものだ、と今ふと思ったのだった。