Supernatural Superserious

ご無沙汰しておりました。

MELLOW BEATS meets FREE SOUL 2008.5.16(Fri)@SHAFT open21:00 ADV: \2500(Drink別)DOOR: \3000(Drink別)

Special Guest DJ: 橋本徹(SUBURBIA)、山下洋(WACK WACK RYTHM BAND)
DJ: Bossa★Da (SWINGIN' JACK)、MIWA (3*1)、tdsgk (Harlem Shuffle)、tt(Harlem Shuffle)
SWEETS: Cafe SUNNYDROPS

よろしくです!

ようやっとPCが戻ってきたのである。しかもPC本体ではなく、ACアダプターのトラブル、という何ともやるせないトラブルだったので、まあ大事にはならずに一安心、という感じではある。

このPCが手元になかった一週間という期間、何があったか、と言えば別に・・・(エリカ様)と今更死語を使いたくもなるくらい取り立てて何もなかったように感じられる。しかしこれは実は私の悪いクセであって、振り返って何かを考えると、別に何も大したことはなかったな、と全て処理してしまう傾向があるのだ。実は大変なことがあったかも知れないし、また人によってはその1週間のことを克明に覚えて生きる糧にしている人もいるかと思うのだが、私の場合、何だか昔のことは思い出したくもない、的な勢いで思い返すフリをしているだけであって真剣に思い出そうともせず、別に何もなかったなあ、と済ませてしまうのである。

だから何とも淡白な人間として日々息を吸い吐きしているだけになってしまっているのではないだろうか、と時折不安になったりもするのだがその不安すら、まあ別に良いか、と済ませてしまうことになるであろう。であるからしてこのNag3に書かなきゃ、と瞬間的に思ったことも時間を空けたらもうすっかり忘却の彼方、もしくは別に良いか、で終わってしまうのである。だからこの1週間たまったネタをどばっと書こうではないか、とPCの前に座ったら何も頭に浮かんでこないのであった。

ということで本格的な更新は明日から、ということになるのだろうか。しかしそんなに日々大したこともなかったなあ、という感想しか浮かんでこない私ではあるが、聴いた音楽はがっつりと覚えているのだから、人間何か1つのことに頭というものは特化してしまうのであろうか、という思い(若干不安混じり)に駆られる今日この頃である。REMの「Accelerate」がすごく良いアルバムであった。久々の新作である。私の家にREMのCDはあるのだが、「Green」Greenが一番新しい作品である。どうやら私にとっては「私の好きなREMの20年ぶりの復活」ということになるのであろうか。勿論それ以降のも聴いたのだが、どうやら思い入れ的には20年前でストップしていたようである。というわけでこの新作であるが、プロデュースにはJacknife Leeという元Compulsionの奴があたって、とにかく11曲30分強であっという間に駆け抜けていってしまうアルバムなのである。冒頭の曲のエレクトリックギターのギャンギャンいう音に乗ってスピーディに演奏が始まり、歌い出すのが待ちきれない、といった勢いでMichael Stipeの声が飛び込んでくる瞬間だけでも、この作品は大傑作である。何だか半端に落ち着いた、ちょっと私には苦手だった部分が影を潜め、何だか破れかぶれな勢いに溢れたロックンロールアルバムである。どの曲もキャッチーなリフと開放感溢れるメロディが印象的で、何だかこの曲どうしたら良いんだろう、的所謂「捨て曲」が1曲もない、実に凝縮されてシェイプアップされたアルバムである。こんだけキャリア長いのにここまで吹っ切れて、しかも昔の結構ユーモアもあるこじんまりとしたロックンロールバンド然とした佇まいに戻っているのは実は凄いことなのだろうと思う。しかしそれでも昔は若干しか感じられなかった迫力みたいなものもしっかりと感じられて、嫌でもこのバンドのとんでもない体力というものを見せ付けられる結果になっているのだった。他にも何だか(いつの間にか)ベテラン勢の新作を結構興奮しながら聴いていたので明日以降はそのたまった1週間分くらいを吐き出していくつもりである。