U.R.A. Fever

MELLOW BEATS meets FREE SOUL 2008.5.16(Fri)@SHAFT open21:00 ADV: \2500(Drink別)DOOR: \3000(Drink別)

Special Guest DJ: 橋本徹(SUBURBIA)、山下洋(WACK WACK RYTHM BAND)
DJ: Bossa★Da (SWINGIN' JACK)、MIWA (3*1)、tdsgk (Harlem Shuffle)、tt(Harlem Shuffle)
SWEETS: Cafe SUNNYDROPS

よろしくです!

ところで過日職場で健康診断があったのである。まあまだ結果は出ていないのだが、とりあえず分かる範囲では何ら問題はなかったようで一安心、である。

とか言いたいところであるが、血圧が高かった。まあ、とんでもなく、とか言うほどではなかったのだが高めであった。思えば我が家は高血圧の家系だったりもするからさもありなん、とか思うのだがどうなのだろうか。昔祖母は「病院で血圧を測る」というだけで緊張しまくって測定不能なくらい高い数値をたたき出した、という伝説を耳にしたことがあるのだが、そういう血が流れているのか、と思うと何だか滅入ってきてしまったりするのであった。

そうか、その祖母の血を引いている、という点からいけば職場で血圧を測ったからいけなかったのか。自宅で測ったりすれば緩やかな気分で測定ができたものを職場なんぞで測ったからよくなかったに違いない。うむ、そうだ、そういうことにしておこう・・・。

しかし朝が弱いのに血圧が高い、というのは実にどうにも納得行かない。朝は低くてそれ以降は高い、とかそういう全くもって使えない血圧とかだったら、本当、もう血圧のある意味がないので寧ろもう数値高いも低いもゼロになってしまえ、とかそういう破滅的な発想になってしまうのは多分今日amazonからThe Only Onesのアンソロジーが入手できない、とかいうメールが来たことと、久々に、買った中古レコードでハズしてしまったからに違いない。そういう日もあるのだ・・・。

The Killsの「Midnight Boom」を聴く。女性ヴォーカルが元Discountとか聴いて興味を持ったのに、更にレーベルもDominoだったから興味を持ってファーストを聴いたのに、猛烈にがっかりさせられて以降は全く興味を失っていたデュオのサードアルバムである。これが店頭でかかっているのを聴いたら凄く良かったので試聴(実に私にしては珍しいことである。あ、だから今日中古盤でハズしたのか・・・)して買ってしまったのである。何か無愛想な音楽は好きなのだけれども、狙った感じの無愛想具合は好きではない、とかそういう捻くれた私の心にファーストは訴えてこなかったのであるが、このアルバムでは良い具合にメロディに破壊力があり、全体的に凄く躍動感が増した感じで、そのダイナミックな勢いにやられてしまったのであった。何でも聞くところによると、アルバム製作中に煮詰まって逃亡して、挙句の果てにSpank RockのXXXCahngeにリズム面を処理させたらアルバムが上手いこと出来上がった、という難産のアルバムだったらしいが、その苦労の甲斐はあったんじゃないだろうか、と思わせるほど、無愛想な部分はクールな面として上手いこと生かされ、そこにより前面に出てきている生々しいビート(ドラムマシーンのはずなのにそう聴こえなかったり)だの開かれたメロディだのガレージっぽいブルージーな演奏が畳みかけてくるから愛聴盤になっている。何だか昨年出たUltra OrangeとEmmanuelleの共演盤Ultra Orange and Emmanuelleを彷彿させる、良い意味での乾ききった作品である。