Caravan

あー今週だ！まずは金曜日。

Harlem Shuffle Vol.5@ Club SHAFT　2007.12.28（Fri）22:00〜　Adv \2000(1D) Door \2500(1D)
Guest DJ:高橋孝博 ( Halfby )
DJs:S☆Guy, Takashi Tamayama, tdsgk, Kenji Maesawa

で、土曜日！

AOBA城炎上＠Club SHAFT 2007.12.29 (Sat) 21:00〜　Adv \3000(1D) Door \3500(1D)
GUEST LIVE:イルリメ
BAND: -W-、runny stools、ラファエルクルー他
DJ:DJ CASIN(forest lounge records/gift gimmick), DJ G-CO(gift gimmick), DJ HAMA(banyan pro/gift gimmick), DJ DROP, EVOL

よろしくお願いいたします。AOBA NU NOISE組はDJ DROPとEVOLでございます。

今日は家にあったはずのX-Mal Deutschlandのレコードがどうしても発見できず、売り払ってしまったのだろうか、という疑念が拭いきれない不安定な精神状態であり、またその捜索の過程で、ダブってHead Of Davidの12インチを買っていたことが発覚して凹んでいる。従って今日はこの辺で。

Nick Heywardの「From Monday To Sunday」を聴いて気分転換である。元Haircut 100の彼の、93年リリースの4枚目のソロアルバムである。彼の場合は、各アルバム毎に名曲は必ずあるのに！アルバム全体となると！何だかちょっと弱い！と思わず「！」を連発したくなるような歯がゆい思いをこのs買う品までさせられてきたわけであるが、このソニー移籍第一弾アルバムはアルバム全体通して強力なナンバーが揃った大傑作である。そんなに大したことをやっているわけではなく、実に普通に良いメロディ、良いヴォーカル、良いサウンド、というだけのアルバムなのであるが、その「だけ」がなかなかに達成できえないものなのである。それをこのアルバムでは結構軽い感じでサラッと聴かせているのだから何か嬉しい。彼のヴォーカルはどこか青いわけであるが、その声がきちんと生きるような実にシンプルな、そしてキラキラしたギター中心のサウンドで、しかも意外にしっかりと地に足の着いた音になっている。久々に聴いたのだが、そのハーモニーと、何回聴いても飽きないくせに、各曲毎にサビが頭から離れず大変だ、というフックだらけの1枚。Aztec Cameraの諸作とかTrash Can Sinatrasとかと並ぶ、90年代の所謂「ネオアコ」的サウンド最高峰の作品である、と思う。この後アルバム2枚出して、Heacoのプロデュースして、今彼は何をしているのだろうか・・・。