Sketch For Dawn Ⅰ

もう今週だ!!

Harlem Shuffle Vol. 3 2007.1.12.(Fri) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,500 ( 1 Drink )
〜 「トリプル・トラベル・ツアーズ2007」〜スウェーデン〜韓国と遠回りしていよいよこの冬、東北上陸で〜す 〜

●Guest DJs●
高橋孝博(HALFBY)、森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)、 松野光紀FREDO)

DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa

club shaft:: http://www.clubshaft.com/
SECOND ROYAL RECORDS:: http://www.secondroyal.com/

よろしくです!!次の日の盛岡もよろしくです。

相変わらずちょっと辛い日々なんですが、本当、生きているうちしか楽しめないのでイヴェントはがっつり楽しもうではないですか。ということでお待ちしております。今週はこの文で乗り切りたいところです。ちょっと色々書くような気分ではないので。

でもThe Durutti Columnの「LC」は名作だ。これは80年リリースのセカンドである。CDにはがっつりボートラ(Sordide Sentimentalからの音源も!)入ってるのでなんてお得なんだ・・・。Martin Hannettによる打ち込みとVini Rileyのギターがメインだったファーストに比べると、生ドラムの導入、Vini Rileyのヴォーカルナンバーのインパクト、など大分表情豊かにヴァラエティ豊かになった印象の強いアルバムである。マンチェスターでイヴェント会社を経営していたBruce Mitchellのドラミングがまずとても良い。タム多用で、所謂ビートをガンガン刻むドラミングでは全くないのであるが、それがまた全体に膨らみを持たせていて、それに呼応するかのようにただでさえ表情豊かなVini Rileyのギターが、更に細かく、そして広がりを持って奏でられるから悶死の一言である。表面的な穏やかさとは裏腹に、何故か強烈に緊張を強いるような、そういう不思議な音楽ではあるが、今の私は大層癒される。そう、緊張はさせられるが、決して冷徹だったり厳しい音楽ではなく、寧ろ優しい。その優しさがピンと張り詰めた音色から伝わってくるわけだから、奇跡的なアルバムと言えるであろう。私はViniの朴訥とした、か細いヴォーカルがかなり好きなのであるが、いかがであろうか?そしてまたメロディが美しいのだな、これが。まあ、まずThe Durutti Columnを聴いてみようかな、という方にはこれからおススメしたい、という紋切り型の表現は非常に恥ずかしいが、そういう1枚。