Born On The Floor
Harlem Shuffle Vol. 3 2007.1.12.(Fri) @Club SHAFT (Sendai) 21:00〜 \2,500 ( 1 Drink )
〜 「トリプル・トラベル・ツアーズ2007」〜スウェーデン〜韓国と遠回りしていよいよこの冬、東北上陸で〜す 〜●Guest DJs●
高橋孝博(HALFBY)、森野義貴(HANDSOMEBOY TECHNIQUE)、 松野光紀(FREDO)DJs:tmym, tdsgk, Kenji Maesawa
- club shaft:: http://www.clubshaft.com/
- SECOND ROYAL RECORDS:: http://www.secondroyal.com/
よろしくです!!
訃報だ閉店だと暗いニュースばっかの年末であるが、悲しみをぶっ飛ばせ!誰も期待していないtdsgk2006年ベスト!
アルバム編
①Scott Walker / The Drift
②Sonic Youth / Rather Ripped
③Primal Scream / Riot City Blues
④Yo La Tengo / I Am Not Afraid Of You And I Will Beat Your Ass
⑤Venus Peter / Crystalized
⑥Beth Orton / Comfort Of Strangers
⑦Yumbo / 明滅と反響
⑧The Red Krayola / Introduction
⑨Lloyd Cole / Anti Depressant
⑩Joanna Newsom / Ys
他にもRed Hot Chili Peppers、浜田真理子、Scritti Politti、Sunn O)))+Boris、Carla Bozulich、Morrissey、Calexico、Broadcast、ESG、宮川弾、Bob Dylan、Marisa Monte、Caetano Veloso、Bruce Springsteen、The Rapture、Espers、White Magic、Matmos、Emilie Simon、Glenn Kotche、Roddy Frame、Bert Jansch、Jane Birkin、Johnny Cash、The Arctic Monkeys、Kaki King、Ekkehard Ehlers、Neko Case、Struggle For Pride、Jenny Lewis、Cat Power、Current 93、M. Ward、Little Annie、The Beautiful South、Alva Noto+Ryuichi Sakamoto、高橋幸宏、Solomon Burke、Beirut、A Hawk And A Hacksaw、Tom Waits、Van Morrison、Mark Knopfler And Emmylou Harris、Willie Nelsonなどなどなどなどなどなどなどなどなどなど、本当に沢山良いアルバムはあった。しかしそろそろ、何か「新作なんだけど、新しくない人々」の作品がしっくり来るようになったのかなあ、と思う。また、「うたもの」をどんどん積極的に聴くようになった一方で、ガンガンに「ノイズ」ものを積極的に聴くようになった、いわば二極分化の進行した1年でもあった。2006年の新作、という観点から行くとそれはさほど現れていないように思えるが。まあ、今日のところはアルバム編、ということで。
Make-Upの「Untouchable Sound」を聴く。このライヴ盤も今年はよく聴いた。過日DVDを購入し、とんでもないライヴにやられてしまってまたガンガンに聴いているのであった。James BrownとSex Pistolsの出会い、などというハチャメチャな形容が、実は相当に的を得た表現なのだなあ、と感動すること必至である。スタジオ盤だけでも充分にあっつい、寧ろ熱すぎるくらいのテンションなのに、このライヴ盤ではそれが1.5倍くらい増え、そのうえに凝縮され、放出されるのだからたまったものではない。半ば無理強いのような客とのコールアンドレスポンスと、異常にテンションの高いヴォーカル(というかシャウトというか)で血が沸騰するぐらいに興奮させられる。来日も10年くらい前だし、今更バンド自体がないのだから来日も無理なのだが、ライヴ見たかったなあ、と思わせられる1枚である。兎に角ビシッと決まるところは決まる、痺れる程に格好良いナンバーがこれでもかこれでもか、と畳み掛けるように演奏されるわけだからたまったものではない。意外にここを入り口にして彼らの音楽に触れるのもアリなのかも知れない、と思ったりした。このグルーヴ地獄は一度は体験すべきなのだー、と無意味に強気に。