Passion

今日2つ目。

3月25日(土)にL'enferで「永久音楽激情Vol. 3」開催決定!詳細はまた後日。このイヴェントをやるために毎年生きてます。と言っても過言ですが、それくらいの意気込みで。

↑皆さん、飲みましょう。っていうか飲み会だと思って来てもらえると気楽な感じで良いかも。

しかし憲法改正にかなりの人が賛成だそうだ。私もあまり詳しくはないのだが、どうしても「第九条」が気になってしょうがないのである。この「第九条」は果たして守られるのか否か。

今でもかなりキワキワな感じで第九条と折り合いをつけているようなこの国なわけであるけれども、大手を振って戦争できるような感じに改正とかされてしまったら、「賛成」とか言っている方々はどうするのだろうか。それで良いのだろうか。それを踏まえての「改正賛成」なのだろうか。全く小泉改革とかいう奴は何だか訳分からんが、少なくとも「意識改革」は上手く行ったのかもね、とか思うと沸々と怒りが沸いてくるものだ。ま、この国の人は自民党好きみたいですし、そこら辺も含めてなんだか腹立たしいのだ。しかし本当に野党は一体どこにいるのか。

思えば「平和ボケ」とか言って私たち世代は責められることが多いわけだが、その「平和ボケ」を上手いこと利用している奴らこそ責められるべきだよな、とか思うのだった。ま、責めてくれる大きな存在がないから今のこの国みたいな状態になっているのかもしれないけれども。

なんて思いながらNightmares On Waxの「In A Space Outta Sound」を聴くのだった。久々のアルバムである。まず今作はジャケから言って名作の香りぷんぷんなわけであるが、果たして本当に傑作だった。前作は個人的には悪くないと思うが、もうチョイ「引いた」表現が欲しいなあ、という感じのアルバムだった。で、今回は以前のようなたゆたう感じが復活しているのが凄く嬉しい。ヴォーカル入りのナンバーも非常に違和感なくすっきりと収まっており、そして非常にソウルミュージックなのだった。また、リズムが今回はかなり多彩でレゲーっぽいな、とか思っているとアフリカンなビートに突入したり、お得意の遅いブレイクビーツナンバーもあり、で全く飽きない。とは言え全体が一貫して落ち着いたトーンで纏められており、流石の貫禄である。こういうのを聴くとSilent Poetsも久々に聴くか、となったりとかトリップホップなんて言葉が昔あったよなあ、とか思い出したりしてまた充実した時間を過ごせるのであった。こんな感じの音楽があって、且つ色々それに纏わる記憶があって、それを再生とかできる限りは長生きしたいものである。