Happy Good Morning Blues

今日2つ目。最近ペースがどうもおかしい。

さて、この間のNag3で、ドブ川沿いの「ベイ・ヴィトン」の話はしたが、過日そこを車で通る際に、隣にもう1つアパートがあるのを発見した。

ティファニーハウス」。・・・。

我が地区は味わい深い。夜10時半過ぎのコンビニにいる白ジャージカップル(微妙に脱色、変に訛り、サンダル)がデフォルトである。んー、そういう地域の特性に合わせたネーミングのアパートなのか。

そういえば我が地区、と言えば我が家の近所のナイスなスーパーでは(チェーン店であるが、2,3店舗しかなく、しかも他の店は全て県南にしかない。何故我が地区に・・・?)店内のBGMが良い。昔、実家の近所のスーパーでは延々しょぼいラジカセから「ランバダ」がノンストップで流れていてトランスしそうだったが、この今の我が家の近所の店では何故か全て80年代洋楽、という衝撃的な状態である。

この間もネギとかナスとか買いに行ったら、Go-Go'sの「We Got The Beat」が。とかぼんやりしていたら次は何とErasureの「Sometimes」。渋い。渋すぎる。それより、買い物籠からネギとかナスとか覗かせながら聴く羽目になるとは思わなかったなあ、としみじみと買い物メモを手に浸ってしまったのであった。

Bruce Cockburnの「High Winds White Sky」を聴く。最近デラックスエディションも出たようであるが、カナダ出身の彼の1971年作である。あまり彼に関しては私は明るくないのでどうこう大きな口を叩くこともできないのだが、何故かこのアルバムは大好きである。Tony Kosinecを思い出す(ってそうか、同じカナダだ)ような、そういうアクースティックギター主体の音楽である。と言うとまたぞろよくあるシンガーソングライターものか、と思われそうであるが、まあ、そうである。しかし、何故か強烈に冬の感じがするのはジャケの寒々しい光景のせいだけではないように思える。彼の声がイマイチ「こういう声」と形容することができないくらいマイルドな声あのであるが、その声がマンドリンとかそれこそアクースティックギターとかに乗っかって、結構感傷的なメロディを歌われると、それだけで何故か猛烈に冬なのである。何でだろう。アレンジもアンプ必要ないような楽器類でまとめられており、素朴ながらもしっかりと練られており結構実は凝っているような、そういう印象もある。まあ、こういうのが突如として聴きたくなる夜もあるのだ。インストも微妙にサイケ?とか言ってしまっても良いような感じの曲でこのアルバムに花を添えている。