Stone In

2006年もどうぞよろしくお願いいたします。

しかし元日というのはもうこの街は死んだように静かで・・・、とか思いきや気を吐いているのはジャス○、である。

ちょっと大晦日から元旦にかけて出かけていたもので、今日帰宅する際に何故かとんでもない渋滞に巻き込まれたので何だ何だ、と思っていたらそれは皆○ャスコから出てくる、ジャ○コに入っていく車の群れ、なのであった。

別に元日だから、と言ってとくに通常と変わったところもないはずなのに、何故皆あそこまでしてジャス○詣でに出かけるのだろうか。これは何なのだろうか。まあ、ふと見渡してみればジ○スコに限らず元日にやっている店はどこもかしこも人で車で溢れかえっているのであった。

些か唐突ではあるが、ここ最近、人間はキレやすくなった、とか我慢強くなくなった、とか聞くが、この元日の光景を見ていると、ああさもありなん、とか思えてくるのであった。まあ別にそれはそれで私がとやかく言う立場ではないのであるが。

暴言と言えば暴言であるが、ジャ○コ辺りを中心に世の中狂い始めていくのかなあ、とか思ったりもした元日であった。何の恨みもないのだが。

ということで今年もこんな感じで。Guru Guruの「UFO」を聴く。って年明け早々、本当はここから狂い始めていくのかも知れない。1970年作である。このジャーマンパワートリオの出す音楽は最早へヴィ・メタルみたいな豪快な重さを持ってこちらにのしかかってくる。サイケ・ロック的な意匠を感じ取ることも出来るのだが、それ以上にロックンロールのフォーマットでフリージャズみたいにやろうぜ、みたいな意気込みがビンビンにここからは伝わってくるのであった。Irene Schweitzer Trioのリズム隊だったわけですからね、思えばUliさんもManiさんも。そしてこのアルバム全編に渡って音の響きが物凄く良い。これだけでこのアルバムの虜になってしまいそうである。残響ロックンロールの金字塔、って他にそんな音楽あるかどうかわからないが。格好良いなあー、と新年早々大感動。