Kiss
2005年12月16日（金）
於・青年文化センター練習室１（地下鉄旭ヶ丘徒歩１分）
18:00開場／18:30開演
観覧希望者の方の参加費 \1000
出演：
菊（猿木土真通／ちだ原人／ガンベによるパンク・バンド）
recol（神田雄飛／井上英司／大月俊二によるnewバンド）
ホモーン（庄司真吾／佐藤良介による無気味なユニット）
ゆきんこ（澁谷浩次／濱田多聞／山路智恵子による感傷的な演奏）
yumbo（朝倉美幸／大野綾子／工藤夏海／澁谷浩次／山路智恵子／渡邊哲雄による今年の締めくくり的演奏）
できないことはなんてかっこわるいんだろう（高橋誠／tdsgkによる模範演技）
トロッコズ（濱田多聞／渡邊哲雄／朝倉美幸による孤高の世界）
角五郎即興研究会（澁谷浩次ほか全出演者による作曲界と即興界の戦いとその止揚）
勇気ある人々、というものはいるものである。
勇気と言えば聞こえは良いが、良い方向への勇気、悪い方向への勇気、とか2種類くらいにわけられると思う。ということをまず前提として。
最近最も勇気があるなあ、と思った人は内田裕也の家に入った空き巣であろうか。
ちなみに裕也兄さんは、その後対策として金属バットを購入したらしい。何すんのや！？
そういや裕也兄さんはその昔、オノヨーコ女史に「ロックンローラーって言っても自分では何もしてないじゃない」と言われ絶交したらしい。謙虚さも大事だとは思うが裕也兄さんだから仕方がないのだろうか。
DJ Morpheusの「I Can't Live Without My Radio」なるミックスCDを聴く。名前だけは何かでお見かけしたことはあるがこのようにミックスを聴くのは初である。イスラエル出身でMinimal Compactとお友達、というだけでかなり只者じゃなさプンプンであるが、このCDはなんとThe ResidentsやらHeadやらAge Of ChanceやらWorld Domination EnterprisesやらTime ZoneやらEinsturzende NeubautenやらShriekbackやらThat Petrol EmotionやらHeaven 17やら400 Blows vs 23 Skidooやらをミックスした、ある種の人々にとってはたまらない（私とか）1枚である。OptimoとかChicken LipsもDFAもミックスCDの中ではこの手の方々の音源を入れてはいるが、1枚丸ごと、となるとこういうの聴いてなかったな、と思わせられる。ロマンポルシェ。くらいか（厳密には何か違うが）。まあ、ミックス、といってもがっつりつないでいるわけではなく、フルコーラス→頭出しして次の曲、というもしかしたらDJミックスをしっかり聴きたい、という方にとっては不本意かも知れない。しかし私のような人間にとっては、畏れ多いが非常に親近感のわくつなぎ方で感動した。こうして聴いてみると、ハイテンションなナンバーばかりで、絶対こんなのばっかりかけられたら疲労困憊しそうだな・・・、と思ったりもする1枚である。まあ、嫌いなわけないのだが。っていうかこういうのだけでも良い、とか思ったりもするわけだが。
