Oh My Juliet! / Get Over / Hung Up

OH MY JULIET ! (通常盤)Get OverHung Up

さて、過日ここに記したDVD/HDDレコーダー騒動の後日談である。

その後ヨド○シに電話して、スカパーをDVD/HDDレコーダーを通して見ることには、単に入力ボタンを切り替えれば良い、と聞いて事なきを得たのであった。

しかし世の中、聞けば「なーんだ」となるのに、そこに至るまで思い悩むことの多いことか。古のコロンブスという男がゆで卵を立てて見せたその頃から人間というものは全く何ら変わることはないのであるなあ、機械やら文明やら何やら、目まぐるしく進歩し、人間のスピードに対する欲望は天井知らずだなあ、と思わせられる今日この頃であっても、人間はそれほど進化していないのではないか、と思わせられたりもするのである。

とまあ、「全人間」を「私」で代表させてはいけないということを重々知りながらも、ついつい書いてしまったが、問題はアンテナなのである。

我が家は今まで古式ゆかしい室内アンテナを利用していたのだが、それをアパートの共同アンテナに変えよう、として変えてみたら映りが悪くなった、ということは過日報告済みである。そこで、アンテナが良くなかったのだろう、ということを思い立ち、新たによりシンプルなアンテナに変えて配線してみた。

映りは悪いままである。

こんなことってあるのだろうか。是非とも識者の皆様(アンテナ部の皆様)にお聞きしたいところである。私はどうすればよいのだろうか。

否、別に室内アンテナでも別に困りはしないのだが、折角DVD/HDDレコーダーの電子番組表、というものがあるのに、全く利用できないでいるのは癪に障るので何とかしたい、という貧乏性な思いによって、数日前から悩まされているのである。

アンテナ。アンテナと言えばLes Disques Crepsculeの歌姫(元々はバンド)が思い出されるが、数年前かなりやすく買った「En Cavale」というアルバムは東京のユニ○ンでこの間異常に高騰しているのを見た。世の中、流行廃り、というものは大いにあるものであるが、ここ最近如実にそういうものを(主にレコ屋で)感じるようになった。年取ったなあ。

アンテナ。アンテナといえばJuliana Hatfieldが在籍していたブレイクベイビーズの残党が結成したMammothレーベル所属のバンドもアンテナだったなあ。

アンテナ。最近「はてなアンテナ」なるものを利用し始めているのだが、更新したのに反映されなかったり、謎な部分が更新されたことになっていたりで結構不思議な事態が起きるのだが、一番空しいのは「誰か新しいこと書いたかな」と思いつつワクワクしてみるとこのNag3が一番上に来ている、ということが何回も何回も連続していたことか。やりすぎか、自分。しょこたん☆ぶろぐには全くもって敵わないのであるが。

下らぬまとめであるが、(本当の)アンテナの件は結構必死である。藤井隆の新しいシングルを聴く。PVを見て大いに感動し、マキシ購入まで至ったわけである。思えば彼は昔から素敵な作曲陣と組んでいる(浅倉大介はどうか・・・)。筒見京平、bice、そしてここに来て遂にTommy Februaryチームとタッグである。これがまた、いまだにTommy Februaryの最高曲はセカンドシングル「Kiss One More Time」だと信じて疑わぬ私にしてみればハートをドキュンの大名曲である、今作は。この哀愁メロディにこのベースライン、そして藤井氏の高めのヴォーカルがツボを刺激しまくってもう止められないのであった。こういうのは好きすぎる。

と言いながらSoweluの新しいシングルを聴く。この間の「Let's Go Faraway」が非常に素晴らしいシングル(カップリングのSheena Eastonのカヴァーが良かった、という話もあるが)だったので今作も思いっ切り期待していたが、今作はミディアムな今様R&Bナンバーで、まあ、なるほど、である。しかし途中から変なタムの乱打が入ったり、結構一筋縄で行かない展開で面白い。しかし何より初回でついているDVDが、もう、萌え、である。くぅちゃんか、と思わせるほどの(「こうだくみ」って変換できぬ)セクシー系衣装で踊りまくるSowelu嬢に、こう、なんとも言えぬ気分になってしまって大変である。Sowelu嬢、綺麗だなあ、とか思いつつも何か歌詞のツメが甘いかも、と愛のムチを。4つ打ちのカップリング共々愛聴しているのであるが。

しかしぶっちぎりはMadonnaの新曲である。ニューアルバムの方もダンスフロアーに復活、みたいな感じで盛り上がっているが、この曲はABBAネタ(しかもErasureもカヴァーしていることでお馴染みの「Gimme Gimme Gimme」)で盛り上げ方も、歌メロの乗っけ方も、ストイックなディスコハウス調の4つ打ちっぷりもどこも文句なし、である。中毒のようにもっと聴きたい・・・、と禁断症状を起こさせる危険な1曲。今更80年代80年代言うメディアもどうか、と思うが藤井隆やらMadonnaのこの曲やらに激しく反応する自分はもっとどうかと思うが。・・・止められないのである・・・。