Silence

よろしくお願いします！

MELLOW BEATS meets FREE SOUL 2008.5.16(Fri)@SHAFT open21:00　ADV: \2500(Drink別）DOOR: \3000(Drink別）

Special Guest DJ: 橋本徹(SUBURBIA)、山下洋(WACK WACK RYTHM BAND)
DJ: Bossa★Da (SWINGIN' JACK)、MIWA (3*1)、tdsgk (Harlem Shuffle)、tt(Harlem Shuffle)
SWEETS: Cafe SUNNYDROPS

やっとこさレコード選び始めました。来週です。よろしく！

さて、昨日はあまりの眠さに意識不明に陥りお休みしました。

とか言って1日空けた間に、CDプレイヤーが復活したのである。何と速い、と思われた方もいらっしゃるであろうが、要は壊れてはいなかったようである。ケンウッドに預けたのであるが、次の日に電話が来て、何ら故障はない、と。ただ分解してピックアップをクリーニングした、という話なのでそれであろう。流石に素人にはバラしてクリーニングはできないわな、ということで一応預けた甲斐はあったものである。ただ、クリーニングに2500円、というのはまあ、ちょいとアレだが。

しかしやはり最早この20年前のCDプレイヤーの部品は調達不可能なようである。もし次、Fatalな故障が発生したら即ちそれはこのCDプレイヤー、ひいてはコンポの終わり、ということを意味しているわけで、それは覚悟しなければならない。意外に私は機械製品（車とかコンポとか）に過剰に感情移入してしまう傾向があるようで、いずれ形あるものには終わりがある、ということを認識して暮らしていかなければならないなあ、と今回悟ったりしたのである。

ということで我が家がまた快適な空間になったのでPortisheadの「Third」を聴く。あ、ちなみに奮発してアナログ3枚組＋USBとかいうボックスを購入したので、折角CDプレイヤーが直ったにも関わらずアナログで聴いている。何気に11年ぶり、ということであらまあ、と思ったりしたのであるが意外に各人の客演やらソロやらがあったので、確かにブランクは長かったが、記憶から完璧に消え去ることはなかったなあ。昔の作品も結構聴きなおしたりとかしていたし。で、このアルバムであるが、変わらぬ沈鬱さががっつりと全体を支配しているが、どこか柔らかである。聴こえてくるパーツ毎には結構激しい音だったりするのであるが、しなやかな感じがする。これは多分ビートが結構強烈だった今までに比べると抑え目になっているからであろうか。昔からだったが、生演奏が実は主体の「バンド」なのであるということを改めて認識させられたというか何と言うか。しかも何だかジャーマンプログレ的な感触だったり、まるでSilver Applesみたいな感じもあったりして、何だか彼等の凄く色々な面に触れることができる作品でもあって、今までとはちょっと毛色が違う。しかしシンプルになった分凄味のようなものは増していてやっぱり唯一無二だなあ、としみじみ実感するのであった。でやっぱりこのBeth Gibbonsのヴォーカルが、変わらぬ震え方と何だか悲しみを湛えていて、やっぱりこれだなあこれ、と単なるファンとしては盛り上がらずにはいられないのであった。アナログ盤の音質はかなり良いし、USBのお陰でCDも容易に焼けるので、もし気合いあったら上にリンク貼っておくのでこのボックスセットがおススメである。でも私が購入した時、もうちょい安かったな・・・。