Overglazed

次の日曜日です!!

2008/04/27(SUN) -W- Monthly EVENT "AOBA NU NOISE"@SHAFT OPEN: 19:00~25:00 TICKET: ADV:1500yen(2Drink) / DOOR:2000yen(2Drink)

BAND act: -W- (waikiki champions), runny stools
DJ's: EVOL(LOVE RECORDS),drop (Leaf & Villain)

人生初フェス帰りでやること決定しました。Frictionと原田知世見てきた後でやります!

でこちらもやっぱりよろしくです。

MELLOW BEATS meets FREE SOUL 2008.5.16(Fri)@SHAFT open21:00 ADV: \2500(Drink別)DOOR: \3000(Drink別)

Special Guest DJ: 橋本徹(SUBURBIA)、山下洋(WACK WACK RYTHM BAND)
DJ: Bossa★Da (SWINGIN' JACK)、MIWA (3*1)、tdsgk (Harlem Shuffle)、tt(Harlem Shuffle)
SWEETS: Cafe SUNNYDROPS

よろしくお願いします。

ところで昨日嘆いてみたものの、今日は何だか晴れていたのでちょいと花見をしてきたのだった。しかも移動して2箇所で。まあ暇だったというのもあるのだが、密かに思っていたことなのでここまでやる気を出してみたのである。

何だかどっちかというと「桜の木の下には死体が埋まっている」的発想に近い私ではあるが、何だか桜の下で飲み食いしたりしている人々は笑顔ばっかりだったので、とても新鮮であった。たまにはこういう光景も良いものだのう、としみじみ思った次第である。

何だか老成してきてしまったような気もするが、同時にそれは今に始まったことではない気もする。しかしこうやって自分的に慣れないことをしてみたら意外に面白い感じだったので、今度の日曜日のフェスも面白そうな気がする。結構アウトドア活動には不安が付きまとう私ではあるが、楽しんできてやろうではないか!

と慣れない感じで無駄に前向きな昨今であるが、これはあれか、躁鬱の傾向が出た、ということなのだろうか。まあ、それにしたって今に始まったことではないしな、と達観してThe Breedersの「Mountain Battles」を聴く。6年ぶりくらいの新作である。何かPixiesの映画見てたらKim Dealがリハビリ施設に入っていたようで、そういうこともあってのこのブランクの長さなのであろう。しかし、Deal姉妹、2人ともリハビリ施設に入ったんだなあ、考えてみれば。まあ、それは置いておいてSteve Albiniが手がけたこの新作であるが、大層ユルいアルバムである。ユルい、というか隙間が凄く多い、という形容の方が適切かも知れない。何だか曲の中でも次の展開が不安になるほど隙間だらけになったり、とか言う瞬間が度々出てきておやおや、という気がしてくる。しかし考えてみるとThe Breedersはユルいバンドなのである。セカンドの「Last Splash」Last Splashだけが逆に異色の存在に思えるシャキシャキ具合であったが、それ以外の作品は基本的にユルいわけである。そういうことに気づかされた本作である。その上でこのアルバムを聴くと、相変わらずのKim姐さんの人懐っこいハスキーヴォイスは思いっきり健在だし、押さえるところは押さえたキャッチーなメロディも効果的に出てくるわけで、よくポイントが押さえられたアルバムなのである。結構ヴェテラン、と言っても良いくらいのキャリアのはずなのにそれを微塵も感じさせないしなやかさが逆に眩しい作品なのである。そう、この空気感はやはり他では得がたいものなのである。何かね、突然泣ける展開になってくるあたり、とてもたまらないのである。